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ついに確定!

6月20日、ついに担当医になる先生との対面&検査結果です。
初めて会う先生は穏やかな物腰のかたでした。

「検査の結果なんですが、陽性でした。
腫瘍の位置が確定したので、
これでオカルトではなく
普通の乳がんとして治療できるようになります

ほっとしました。

「乳がんと確定してほっとした」

と言ってしまうと変な話のようですが、
何しろひたすら先が見えない状態で検査を続けてきたので
乳がんだとはっきり分かった方がむしろ安心します。

(最初に指摘されたのが2月
こうやって確定したのが6月の終わり)

長い戦いでした……という気分。
いやまあ、これからが治療なので、今度こそ本当に長い戦いになるのですが。

ステージ2ですね
左は問題ありません。

良性の腫瘍ですね。ちょっと大きいので今後も様子は見ていきます。
それで右の方の治療ですが……
もうリンパ節に入ってしまっていますし、

手術で、ちょっと腫瘍が小さいのが散らばっている感じなので、
腫瘍だけの切除が難しく右乳房の全摘になります

先生がちらちらと私の様子をうかがっている気配が……。
まあ全摘となると、嫌がる女性患者も多いんじゃないかと推察されます。
しかし私の場合は、ここまで引き延ばされ引き延ばされだったので
全摘の覚悟はとっくにできているので、完全に無問題です!

「はい、わかりました! よろしくお願いします!」

そう答えると、先生は少しだけほっとした顔で頷きました。

「確定診断ですので、どんどん治療を進めていこうという事になるんですが……
困ったことにですね、手術の予定に空きがなくて……」

……はい?

「早くても7月の終わりになってしまうんですよね。
森田さんの場合は2月の検診で見つかっての話なので、すでに4カ月。
よくわからない部分も多いので僕も一刻も早く手術にしたいんですが……」

……まあ、今更他の病院に移ったりしたら、
さらに検査だなんだで予定が先に行くでしょうし、
難しい症例だからこそ、この病院に来ているわけなので、そこはあきめるしかないでしょう。

何となく肩透かしな気分になりながら、
他にどうしようもないので、しばらく待機という話になりました。

闘牛士の歌と藤波竜之介?

マントームと針生検の日は6月1日でした。
そして何故か、母と妹につきそわれてしまいました。
いや、組織診を日帰りで行うって言ったら

「普通入院するでしょ!?」

と母と義母に驚かれちゃったんですよね。
もちろん部位によると思うんだけど、抜歯程度の痛さと聞いたのでそこまで心配されるほどではないと思ったのですが……。
マントームと針生検は別の日に行う手もあると言われたけれど同じ日にしてもらいました。 
麻酔されたり鎮痛薬飲んだりするものを2日行うより1日で済ませた方が楽だろうという判断です。
何回も病院に行くのが嫌なので肺機能等の他の検査も同じ日にしたんですが、ちょっと甘かった!
いやあ、まさか検査で汗ばむほど運動させられるとは思いませんでしたよ。
すっかり汗だくになってしまいました。
マントームの検査をするので1日入浴ができないのにぃ。
贅沢かもだけど、そういう説明も欲しかったなあ。

さて、前の人が遅れていたので1時間半ほど待ったあとのマントーム&針生検です。
お医者さんが3人(指導医の男性1人に女医2人)に看護師さんが2人?
超音波で見ながらの検査になるわけなのですが……

「は~……こうなるんですね」
「静止画のMRI画像で見るのとこうやって見るのだとずいぶん違いますね」
「位置も……動いているような……」
「これ、どうしましょう? 外側ですかね? 内側ですかね?」
「リンパに影響と考えるとこっち。でもこっちも……う~ん」
「どちらを取るかで切除範囲もずいぶん変わってきますね」
「もしかしたら全体でひとつの塊なのかもしれない。う~ん……」

……何だか私をよそにこの場で会議が。
いったい何がどうなっているのか。
私からは画面が見えず、質問もしづらくて戦々恐々としていると…… 

「こっちにしましょう。こちら側の方はいざとなったら細胞診でもいけると思います」

ということで、私はよくわかりませんが、話がまとまったようです。
直径5ミリの穴が開くってどんだけ太い針なんだろうと
恐れおののいていたのですが……

(ん?)

施術の際には顔に布をかぶせられてしまったので
 何も見えませんでした。

またパニックを起こすと困るので見えなくて正解だったのかも。

(それでも、なんかドキドキする。またパニック起こすと困るなあ

落ち着かないとダメだなと思ったので医師の会話よりBGMのクラシック音楽に集中することにしました。

(ああ、これビゼーの『カルメン前奏曲』だわ。
♪トーレアドール耳を澄ませ~トーレアドール、トーレアドール…♪

頭の中で『闘牛士の歌』を歌って気を紛らわせます。
まずは麻酔 。
それからぐいぐいっと……なんか……。

(終わった?)

止血で10分間、女医さんが傷口をぐーっと押しています。

(うーん……胸押されながら黙っているのも変なもんだけど話題もないなあ)

左右両方なので2回押されました。
2回目の時、看護師さんが

「ご気分は悪くないですか?」

と聞いてきたので

「大丈夫です。麻酔したのでちょっと手が震えてますけど……」

 と答えたら

「え? 本当に大丈夫ですか?」

と止血中の女医さんと看護師さんに動揺されてしまいました。

「え? いや私、歯医者の麻酔でもなるんですけど軽い震え…なりません? 私だけ?」

ちょっと戸惑ったら、少し年上の看護師さんが

「たまにいますよ、そういう人」

と助け船を出してくれて、ほっとしました。

「良かった。私だけじゃなくて。でも珍しいかったんですね」

……まあ麻酔の震えも緊張による軽いパニックなのかもしれません。

(ダイビングでもパニックを起こしたし、私は割とパニックを起こしやすい方みたい)

自分のへなちょこを自覚している私をよそに看護師さんたちが傷口にぐるぐると包帯を巻いてくれました。
この包帯、24時間は外せないそうです。
室内の鏡に目を走らせると、胸に包帯を巻かれた私の姿が。

(なんだかさらしみたい……。 ん? これ、ちょっと既視感が……)

と、ここではっとしました。

(そうだ、これ、『うる星やつら』藤波竜之介じゃん!)

コスプレ気分で急に浮かれてしまうのがオタクのいいところですw
そのまま痛み止めを飲んで帰宅しました。
痛みは右腕を上げると少し痛い程度なので、本当にたいしたことはありません。
結果は6月20日。
ここでやっとラスボス登場……もとい、担当医がお出ましだそうです。
家族同行のことで……。

骨シンチ

前回の病院から帰宅後、ウェブで検索しました。

骨シンチというのはどうやら骨転移の検査です。

(だけど、そも骨転移してたら末期なので、
もしこれで転移が見つかれば手術も不要で延命になるんだよね?
それなんか調べる意味あるのか?)

という気分になったけれど骨シンチ。
今後も半年に1回ぐらい受けることになるような説明がありましたが
考えてみればこの時っきりだなという現在術後3年
説明書には金属のボタン類の付いた服は着てこないようにと。
金属……?
 
(ファスナーのないゴムのズボンもあることはあるけれど
ブラのホックはどうなんだろ? )

迷った末にスーパーでパッド付きのキャミを購入。
これでノーブラでいけば問題はない筈?
実際の検査は造影剤の注射をして2時間後検査開始。
スムーズに終了。

検査技師の女性に

「実はノーブラで来たんですが……」

と切り出すと

「ああ、ブラのホックやズボンのファスナーは問題ないですよ。
金属ボタンがダメなんです」

(それどういう基準なんだ?)

と思ったけれど
混んでいるのに詳しく聞くのも悪いのでそのまま。

術後3年、いまだに謎は謎のまま残されていますw

今度は左も?

3カ月ぶりの更新ですみません
さて大騒ぎの造影MRIから1週間後――
診察室に入ると、前とは違う女医さんでした。
聞けば、この病院は最後の診断で担当医が出てくるまで医師が固定しないとか。

「前の病院から来た細胞診の検体を再検査したのですが、
右腋下リンパの方ははっきり悪性と出ました。
それと……左胸の方の腫瘍ですね。
あちらでは良性の判定だったようですが、再検査の結果グレーです。
悪性の疑いが出てきました
 
え? 今度は左も怪しいんですか?

「造影MRIはよく撮れていました。これですね」

なんか胸のなかが妙にもやもやした写真。
雲か霧のような。

「まだ腫瘍として固まる前の細胞と言いますか、癌の初期といいますか……
いくつか怪しいポイントがあるのでここらへんをよく調べてみたいと思います」

普通なら癌になる前の状態のものだけれど組織検査するという。
麻酔をかけて5ミリほどの針を刺して細胞を吸い出す、マントーム検査

「右胸はマントームで。
これ細胞採取したポイントに小さなクリップを同時に付けます。
手術の際に切除箇所を間違えないためですね。
今後、マンモグラフィ等の際にも検査の印となります」

もう手術前提なのね。

「左胸の方は間違えようもない腫瘍なのでもう少し針の細い針生検をしますね」

さらにその前に骨シンチなどの術前検査も同時に行うそうで。
説明によれば骨シンチってまた被ばくするタイプのものだそう。
 
2月に人間ドックで胸部レントゲン、バリウム検査、マンモグラフィー
3月に精密検査でマンモグラフィー
4月にPET
で、5月にまたもやマンモグラフィーと骨シンチ
 
短期間に被ばくしすぎな気もするんだけど、どうにもなりませんなあ

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