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造影MRIの恐怖 2

1カ月以上更新の間隔があいてしまってスミマセン。

ということで続き…

 

MRI検査室に点滴をつけたまま入っていきます。

寝台に横になり、大きな筒の中へ……。

装置の中では色々な音が。

そしてその音を誤魔化すかのようにクラシック音楽も流れています。

「動いちゃうとやりなおしになるんで、動かないでくださいね」

「はい」

動かないようにと言われるとちょっと不安になります。

点滴の針は相変わらず微かに痛みがありますが、我慢できないほどではありません。

(うん、これなら大丈夫そう)

大きな音を聞きながら、とりあえずホッとしていた時……。

「じゃあ、これから造影剤入れますんで

気分悪くなったらすぐ知らせてくださいね」

ええっ?

慌てました。

てっきりもう造影剤入ってるのかと思ってたら、

これからだったんかい!

機械の音が響きます。

心臓が早鐘を打ち始めます。

(いや待って、落ち着いて。大丈夫大丈夫……)

呼吸が早くなってきます。

息が苦しい……

いや、待って、これ多分造影剤のせいじゃない……)

 

この感覚には覚えがありました。

以前、プーケット島でダイビングに挑戦したときのこと。

インストラクターの指示通り、海底に潜り、

綺麗な魚たちを眺めながら、私はふと思ってしまったんです。

(すごいなあ。水の中で息ができるなんて…)

その途端、心臓が早鐘を打ち、呼吸が荒くなりました。

(待って待って、落ち着いて。エアちゃんと吸ってるんだから大丈夫…)

どんなに理屈で納得しようとしてもダメなのです。

これはもう理屈じゃない。

(どうして水の中で息ができるの? 息なんてできるわけない――!)

 

(パニックだ。これはパニック。造影剤の副作用じゃない。

だから落ち着け。落ち着け私)

それでもやっぱり理屈じゃなくて…

(息が……息が苦しい!)

「……すみません」

ついに我慢しきれなくなり、声をあげました。

「どうしました?」

「ごめんなさい、ちょっと。動悸が……」

MRI室に緊張が走ります。

すぐに寝台が引き出され、

私は看護師さんたちに助け起こされるような形でMRI室を出ました。

「ごめんなさい。多分、緊張のせいだと思うんですが…」

血圧を測ると170という文字が!

「ええっ!?」

高い! と驚く私の横で看護師さん

「良かった!」

は?

「血圧が下がってたら大変なんです。これだけ高ければ問題ありません」

け、血圧170って高血圧じゃないの!?

「これは緊張ですね。ああ、良かった」

「す、すみません…検査、途中でその……」

「大丈夫ですよ。MRI画像もちゃんと撮れましたから」

 

念のため、少しの間様子を見て、

そんなこんなで大騒ぎの中、無事、造影MRI検査は終わりました。

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